ふりにじ。

フリーランス2児の母が、編集ライターをしながら考えたり試したりするブログ

羽は一度伸ばせば、またしばらくがんばれる。

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いい飛行機がとれず、今年は年内に帰省してすでに帰ってきた。1歳児を機内でじっとさせるのたいへんすぎた( ꒪⌓꒪)

今月もまたばたばたして、最初で最後のブログが大晦日というていたらく。下書きのままだったのよー。

今年はほんとうに怒涛の1年だったけど、今月は下の子が生まれて初めて夜飲みに行き、調子に乗ってなんと3回も!行ってしまった〜〜!! うち1回は、ほぼ2年ぶりの平日の飲み会で、うれしかったことがあったので書いておく。

それは仕事関係の忘年会で、普段なら行かない(行けない)んだけど、たまたま夫の仕事が忙しくなく早く帰宅でき、なんならお迎えも行ってくれるというので、ん、じゃあ、ごめん、ついでに夕方予約してる次男の予防注射もお願い!!って、よろしくお願いしたんですよ。

考えてみれば長男次男とおして予防注射を頼んだのは今回が初。まあ少なく見積もっても一人10回以上はあるから、一回くらい担当してもらってもバチはあたらんだろう…。なんて、なんて、ラク!!!

で、その仕事関係の忘年会の立食テーブルで、たまに一緒になる素敵な女性カメラマンさんと同じテーブルになり。主催者側はわたしに子どもがいることを知ってるので、先にわたしの話が出ていたらしく、着くなりその女性に「子どもがいたなんて!いるように見えなかった!」といわれたのです。

曰く、以前仕事したママさんライターは、子どもがいることを交えて周囲に気を遣わせるような発言をしていたそうで(早く帰ってあげなきゃかわいそうで・・みたいな。知らんがなって話ですけどw)。だから、子どもがいることを全然感じさせなかったのは驚いたし、そのほうが私はいいと思う、みたいなことをいってくれた。

ふだん、生活感が出ないようにという観点で、子持ちに見えないことを意識してはいるけど、そういう指摘はちょっと新鮮だった。でもたしかに、自分も子持ちであることを決して免罪符にしないようにとはいつも思ってる。

発注元には、迷惑をかける可能性はあるし、会社や仕事によっては子持ちの人はできれば遠慮してほしいとか適してないと考える場合も当然あるので、最初に必ず伝えている。夕方以降と土日の仕事は基本難しいです、夕方から22時くらいまではメール返信もままならないときがあります、とか。

でも、それ以外の1回1回の案件のときに会う人には子どもの話は聞かれなければしない。というか私も忘れてるw

ひるがえってそのカメラマンさんともそういう話をしたことがなくて、そのほうがいいといわれてなぜ自分が嬉しかったのかをいわれて考えてみたんですよ。すると、いま書いたような、免罪符にしないようにという意識を肯定してくれた発言だったから、嬉しかったんだな、と思った。

正直、子持ちで仕事をしていくって、子どもがいなかったときより10倍は気を張っている。自分さえがんばればなんとかなるという次元にないから、つかれる。わたしのような融通が利く仕事でさえそうなんだから、世のお勤めワーママはいかほどか、と思う。

それでも、それぞれの事情をかかえて、腹をくくってやっている。毎日毎日待ったナシの子どもの相手をしながら。そんな中のほんとうに久しぶりの飲み会だったので、スパークリングワインと料理を、解放感とそのたもろもろの万感の思いで堪能したのでした。羽を伸ばすとはこういうことをいうのかと、これでまたしばらくがんばれると思った。

今年できたこと、できなかったこといろいろあるけど(それを振り返る時間も取りたかったけど;;)、今年同じように子どもと自分のやるべきいろいろなことに明け暮れたみなさんが、ちょっとでも羽を伸ばす時間がありますように・・!