ふりにじ。

フリーランス2児の母が、編集ライターをしながら考えたり試したりするブログ

がんばることの大切さと、がんばらなくてもいいという安心の両方を知ってもらうには。(タロー3歳9カ月)

※この文章は2分で読めます。

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こないだ深海展のワークショップに当選して、ダイオウイカをつくったよ! ホタルイカサイズw

ふと思ったことを。

わたしは割と、がんばることが得意です。粘り強く、あきらめない。要領わるい選手権があったら上位に入る自信がありますが、はたから見て愚直に映っても、信じたことをやり抜ける。まあ、見方を変えれば頑固ともいうw。

今は、そういう努力の先にちゃんとリターンがあるとわかっているからがんばれる部分も大きいんだけど、子どものときからそういう気質だったし、その根本にあるのは負けず嫌いってことなんだと思う。ここで引いたら、悔しい。誰かにというよりも、自分に負ける気がする。それを甘んじて享受できない。

わたしは長子で、なまじちょっと勉強もできたから特に父親の期待が大きくて、そのなんだろう理想の幻に負けたくないみたいなところも、今考えればあったと思う。

でもときどき、自分の「がんばっちゃう気質」に押しつぶされそうになってここまで生きてきた。特に20代後半の、膨大な仕事にのまれそうになりながら自分の無能さと無駄に格闘していたころはひどくて、アトピーとかも悪化してて。

そんなにがんばらなくてもいいよ、とはいわれたくないんです、自分を否定されるみたいで。でも、どこかでそういう“そのままで大丈夫”感を得ないと文字どおりしにそうだった。そこで「がんばらなくていい」と決していわずに支えてくれたのが今の夫なわけですが。なんなの?神?

さておき、タロー3歳は絶賛イヤイヤ期なわけですが、2歳のときから通ってたリトミックをイヤがるようになってきたのですよ。当初は音楽に合わせて体を揺らしたり踊ったりするのが好きだったので行かせてたのだが、少し心が発達して個性が出てきたら、どうも皆でなにかするっていうのが好きじゃない部分が出てきたみたい。

あれっ!その性質、知ってる〜!わたしみたいだねwww

なので、続けなさいともいえず。

そういえば、こないだ試しに行ってみたキッザニアも、親と離れるのが不安というのもあったようだが、明確に「服(制服)を着たくない」といってガン拒否していた。

あれっ!それも知ってる〜!わたしみた(ry

なんだろう、まだ4歳手前だしたかが習い事やレジャーだし、イヤなものをやらせることもないと思うんですよ。でも、昨日は昨日で園でちょっとした新しいアクティビティーがあったのを最初は「イヤだ・・風邪気味だから(意味不明)」とゴネてたが、先生いわく「たぶん皆がやり出したらタローくんもノってくると思います!」とのことで、結局迎えに行ったら「誰よりもノリノリで『やめたくない!』といってました(笑)」とのこと。お、おまえってやつは。

なので、イヤイヤを全部きいていたら、何も続かない何もやり抜けない子になってしまうのではないか。本当は楽しかったり得るものが大きかったりするかもしれない機会を逃してしまうのではないか。上のできごともそうだし、乏しいヒレでいっしょうけんめい水を掻いて練習を重ねて皆とレースをするニモの絵本などを読むにつけ、そんなふうに思う。

その一方で、がんばらなくても大丈夫、がんばらなくたって悪い子だったってなんだってきみが好きなんだ、そのままでいいんだという絶対的なメッセージも伝えたい。そこは特に母親として、いつでもありのままで帰れる場所として、意識してないといけないんじゃないかなとも思う。わたしはつい父親的というか厳しく見てしまいがちなので。

顔も似てるけど、明らかに、性質も遺伝している部分がある。なのでどうしたら、このさき生きにくくならないか、でも親としてむしろ小石を取り除いてやるべきではないのではないか、思案するきょうこのごろです。

オチはない。ただ、自分に似ている・・と思う部分はあまり叱れないってことw