ふりにじ。

フリーランス2児の母が、編集ライターをしながら考えたり試したりするブログ

好きで好きで仕方がないから抱えていくしかないのは恋愛も仕事も同じ。

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お腹弱い子ちゃんのジロー。金曜に再度小児科へ行き、乳糖分解酵素を処方してもらったが、あまり効き目なく( ꒪⌓꒪)。
本日すでに複数回、お腹こわしちゃってるので、明日の月曜のお休みが決定してしまった。なのでわたしのやるべきは明日の仕事を巻くことなんです。


午前中にやる予定だったつくりおきを返上し、2時間でとりあえず音声起こしを。よく行く都心の公園に行きたい!というタローを連れて外出し、選挙からの都心へ。夫&タローと分かれ、ベビーカーのジローとちょい散歩して寝かせてから1.5時間、カフェで仕事できた。
終わってはないけど、とりあえず目鼻は立った。話者が、その人の言葉で、与えられた枠組みと文字量の中で、わたしの手を指を通してしゃべりだす。今晩と明日の合間を縫えばできると思う。つくりおきはそのあとだ。


継続的に担当させてもらってるこの仕事の関係者から、先週末、わたしの原稿はいつも惚れ惚れする、という最上級の褒め言葉をもらった。わたしは黒子だし、外部スタッフとして能力を買ってもらってるのでうまくできて当たり前なので、こういうふうに言葉に出してもらうことは多くないんだけど、たまにもらううれしい言葉をこころに勲章のように掲げて、一本一本の仕事を乗り越える力にしている。


わたしはこれまでの人生のなかで、人の目をほぼ気にしたことがなくて、都度くるしいことや壁はあったけど、周囲を見つつ思い悩むことはなかった。それが、子どもができてから、迷うことが多くなった。
せっかくの休日に、ああ早く昼寝しないかなと思って寸暇を縫って仕事するのはどうなのか。明日も保育園に行けないことで、子どもの体調より、仕事の段取りをまっさきに考えるのはどうなのか。


でもどれだけ逡巡しても、この仕事が好きで好きで、この業界への興味も尽きることがなくて、一分も手放す気になれない。わたしがいまやっている最先端のレポートを書く権利をほかのだれにも渡したくない。それはまったく恋愛と同じで、迷うたび、あまりある情熱と独占欲を自分の中に再認識するのです。


だからもう、仕方がないとしかいえない。子どもに物理的精神的に負担のかかることはしないようにするけど、調整も葛藤もすべて自分で抱えていくしかない。
1.5時間の昼寝ののちに起きたジローをしばらく抱いて右手だけでPCを打ち、そのあとジローの世話をして、子どもの遊び場へ来た。積み木を床に落としまくるジローを膝に乗せてこれを書いている。公園組と合流して、今晩は外食だ!