ふりにじ。

フリーランス2児の母が、編集ライターをしながら考えたり試したりするブログ

男の子がピンクの花柄好きだっていい。(タロー3歳6カ月)

※この文章は約1分で読めます。

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タローのファースト長靴が小さくなって、こないだ新しいのを買った。靴専門のネットショッピングでいくつか選んで、本人に見せたら「このピンクの花柄のがいい」という。何度も念押ししたんだけど「タローお花すきだから」という。

雨の日に足下が明るくなるピンク。

わたしとしては、ピンクの花柄でもまったくかまわない。困るのは買ってから気が変わって「やっぱりやだ!」といわれることだ。これまで、別にピンクや花柄を特別好んでいたわけではなく、どちらかというと青や黒が好きなので、だから念押しした次第。買って1カ月ほどになるけど、いまのところ気に入って履いている。よかった。

考えてみれば、なんで男の子だと青で、女の子だと赤やピンクなんだろうね〜。たぶんそれぞれの好みの統計をとるとそっちに傾くとは思うのだが、環境がそうさせているのか、それともまったくバイアスのない中でも男の子は青を好み女の子はピンクを好むのか、はわからない。

男の子だってかわいいし、女の子だってかっこいい。

ここ数カ月で気になっていたのは、「タローは男の子だから“かっこいい”、女の子は“かわいい”」と、性別によって形容詞を区別するようになったことだ。「かわいいタロー!」というと「かわいいじゃなくて、“かっこいい”!」と訂正される。

なんだろう、少なくとも家庭ではそんな価値観を出してないつもりだし、保育園でもそうは教えてないと思う。絵本とかから、じわじわとそういう概念が浸透してしまうのかしら。

なるべくなら性差で概念を限定してほしくないので、いちいち「かわいい男の子だっているし、かっこいい女の子だっているよ!」と答えている。かっこいいという形容詞には憧れのニュアンスがあり、ちょっと背伸びしてがんばるモチベーションにもなるから、そのへんはうまく使いたいけど、そこで性別を持ち出さないようにしたいと思う。

なんにせよ、気に入ったものを使うのがいちばん!