ふりにじ。

フリーランス2児の母が、編集ライターをしながらばたばたするブログ。

Amazonプライム「バチェラー・ジャパン」二股、三股はこうして成り立つ!

 

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オムツの定期便が15%オフなんで、タローが生まれたときからAmazonファミリー会員のわたくし。でもぜんぜん特典は利用できてなかったのだが、このほどジローの授乳中にとにかく時間があるということで、TVerAmazonプライムなどをヘビーユースするようになった。

そんな中、めちゃハマっているのが「バチェラー・ジャパン」。ハマりすぎて、万が一にもネタバレされるのがこわくて一切ぐぐってないくらい。古くは「ねるとん紅鯨団」(!いまや若人は知らないであろう……)や「あいのり」、「ナイナイのお見合い大作戦!」、ぜんぜんターゲットを外れてるけど「恋んトス」まで網羅しているわたしが心を奪われるのは時間の問題でしたねー。

The Bachelorとは?

ざっくりいうと恋愛ドキュメンタリーで、元々はワーナーが開発したコンテンツ。海外各国で好評を博したのが今回満を持して日本上陸という流れ。

いわゆる超ハイスペックで非の打ち所がない、手にしていないのは結婚相手だけ、という一人の男性をめぐって、25人の花嫁になりたいという女性があらそいます。これだけ書いても怖い!ヒィー!

Amazonプライム・ビデオより、「バチェラー・ジャパン」特集ページ

日本版は毎週金曜0時に新しいエピソードが配信される。4/7配信時点でエピソード9まで進んでいて、ここまで東京→富士山麓→沖縄→横浜→北海道→タイ!と場所を移しながら、グループデートや2ショットデートを重ねて女性が振り落とされてきている。場所を移すごとに「ローズセレモニー」という儀式があって、現時点で残したい女性にバチェラーがバラをわたすのです。

女25人で男性をとりあうとこうなる。

女性たちは各地で共同生活をしているので、嫉妬や気持ちの推量り合い、3人寄れば陰口!みたいなかんじにもなるんだが、ライバルとして仲良くもなっていく。25人からどんどん絞られて、いま4人。イベントの前後で一人ひとりのインタビューが細かく入るので、見てるこっちもどんどんそれぞれのキャラがわかっていく。

数カ月にわたり何泊かの小旅行を繰り返すので、いわゆるフツーの会社員みたいな女性はいません。アクセサリーデザイナー、フードコーディネーター、女優やナレーター、着付け師、動画タレント?とか。まあ、こういう企画に応募する時点でかなり、まあ個性的。

バチェラー・クボリンのコミュニケーション力が半端ない!

日本版のバチェラー第一号は、東大卒でコンサルを経て起業、それを売却していまは充電中というクボリン35歳。当然イケメン。体も鍛えているw 一応、今回の企画で真剣に結婚を考えられる相手を見つけたいみたいだよ。

もちろんバチェラーのインタビューも随所で入るのだが、今回の旅ではどういう観点で女性たちをみたいのか、なぜこの2ショットデートでこの女性を呼んだのか、等々の質問にまあ明快に答える。書き起こしてそのままインタビュー記事になるよってくらい、言語化能力が高い。それを通して、真摯な人柄もわかってくる(だまされてんのかなわたし?!)。

ドSでないと務まらない。

その能力は女性たちとの時間でも存分に発揮されているんだが、見ていくうちに、優しい半面“ドS"な対応ができないとバチェラーは務まらないのだということがわかってくる。

だって、限られた時間で落とす人を決めないといけないし、前述のように「なぜこの人を選ばなかったのか」もしっかり言語化しないといけないから(なんとなく、じゃコンテンツにならない)。大勢いるカクテルパーティーの中で、「○○ちゃん話そうか」と、○○ちゃんを他の女性陣のメラメラ嫉妬のまなざしにさらしながら連れ出したりする。

いやーこれなかなかできそうにない! 逆に、コミュニケーション力が高くないと、そんな“ドS”でありながら各人を惚れさせることができない。なので、女性陣はとりあえず気が強めな人をバラエティに富んだかんじで集めればおもしろくなると思うんだがw、番組が盛り上がるかどうかはバチェラー選びにかなり懸かっている。

そんなクボリンでも女の生態はわからないのだ!

でも、こんなに高スペック高コミュ力の男性でも、女の本性はわからないのだ……!と衝撃を受けたのがエピソード8。通常はバチェラーがデート相手を指名するのだが、この回では「今回デートに行く相手はAさん(女性)が指名してください、自分も含めて」という変化球な決め方が続いた。

普通に考えて、みんなライバルだから、敵に塩を送るようなことはしない。一度目に指名権を得たAさんは、自分を指名(して顰蹙を買う)。次のデートも同じく、Aさんが指名権を与えられてしまい、さすがに連続して自分を指名するわけにもいかずBさんを指名した。みんな一瞬で(AちゃんはBちゃんを下に見てるのね〜)とわかり、Bさんもデートをよろこびつつそれを痛感。

で、デートに現れたBさん。クボリンはBさんに問いかける、「なぜAちゃんはBちゃんを指名したんだろう?」。ええー、それわからないんですか! Bさんは答える、「うーん、私なら行ってくれても大丈夫だと思われてるのかな」。それ、女っぽい駆け引き力ゼロのわたしでもわかりますよ!

クボリンは直後のインタビューでも、「今回いちばん驚いたのは、Bさんが『Aちゃんに下に見られているかも』と言っていたこと」と答えていた。Bさんは美人だし、他の人に劣ってないのにという感覚からの感想なのかもしれないけど、いやーこんなに人の機微がわかりそうな男性でも女の生態はわからないんだなと、心底驚いたのだった。

「ちょっといいな」から「恋」そして「失恋」へ 

エピソード8では、女性6人が5人になった。この段階で、もうどの人ともハグしてるし手もつないでるし、バチェラーから「好きだよ」とも言ってるし、少なくとも女性陣は完全にバチェラーに惚れている(言うまでもないけど、シチュエーションの力はあるにせよ、複数女性に同時並行で相対しながらそれぞれ惚れさせるってことがそもそもすごいんだけど)。

もう、バラをもらえなくて去ることになったら「ご縁がなかったということで……」とは済まない。実際、これまでに落とされた女性は「ありがとうございました、幸せになってください」というかんじで去っていったが、エピソード8で去った一人は涙涙でビンタをするフリまでして、それはもう完全に「失恋」だった。

バチェラーの側も、まあどこまで本気なのかわからないし、そもそも同時並行だから一人欠けてもいいのではって気もするが、ああもスキンシップしてるとさすがに一人ひとりに情が移ってくるだろう。女性たちが「どこまで本気になっていいかわからない」と訴えるのに対して、彼も同じようなことを口にする。

二股、三股を正当化していうと「一人ひとりに恋している」

加えて「すごく素直に全員に対して愛情を持てるようになりました」とか「一人ひとりの女性に、恋をしているんだと思います」等々、いうんです。番組だから、こういう仕組みだからほほーと思って聞くけど、アレ、これって、なるほど二股三股とはこうして成り立つのか……!と気付くと、また怖いもの見たさな感が強まるのです。

あと、6人になった時点で30代が消えてハタチ、21、22、22、24、26歳と若い子ばかり残っていることとか、女同士でみせる裏の顔(ヒィー!)でいちばん性格悪そうな子がいちばんひいきになっていることとか、突っ込みどころいろいろあるのだが、とりあえず最新エピソードを復習しながら次の金曜を待っている。